大きなのっぽの古時計
じゃないけれど、
祖母宅の60年くらいになるゼンマイ式のボンボン時計が、止まってしまった。
祖母は時計におじいちゃんの姿を重ねているので、
「止まる。」ということに敏感に反応してしまう。
その気持ちは私にもわかったので、
なるべく早く修理に出すために
祖母の家からボンボン時計を預かってきた。
さほど大きな時計ではないのでリュックサックに。
とはいっても背負うと結構な大きさでパンパン。で、
それを背負って帰り道。
ずっとおじいちゃんのゼンマイを巻いてる姿を思い出して、
しまいには背中におじいちゃんを背負っているようでなんだか照れくさく、なんともいえない気分と緊張感。
よい修理屋さんはないかな、と、探して、個人で修理している方のところに持って行った。
初めて話した方でしたが、この方なら安心して預けることが出来る。と。
本当は3ヶ月待ちのところを事情をはなして、
(この時計は祖母にとっては祖父であります。はい。(笑))
それならば。と、早急になおして下さることになりました。
そんなこんなで、しばし、おじいちゃんは入院中。